鶏がらから軍鶏になる

自転車競技などの大会記録

神村 通称かみたいがなぜ2日連続優勝出来たのか

神村選手とは、普段からかなり走ったり何度も家に泊まったりしているので割と本人のことに関しては知っていると思っている。

なので走り方や得意な領域や何分何倍などの詳細な情報すら知っている。

なので事前の対策はかなり立てて置いた状態でレースに挑んだ。だが、結果は惨敗。

格上な選手ではあるが、手の内を知っている自分からしたらすごく悔しい…笑

ということでカミムラという生物を研究することにした(茶番)

※神村の地脚があるのはみんなご存知の通り。

   全国ジュニア4位など輝かしい成績の持ち主。

1番最初に気になったのはこのツイート

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3日間のパワーデータのツイートである。

これを見て自分は驚愕しました。

梅崎

1日目 NP4.8倍

2日目 NP4.6倍

※神村選手の体重については公開はしませんが

体重差がさほどないのに自分の方が確実に無駄踏みしていると思った。ですが、それでもレース中はそのくらい踏まないとついていけないような強度。

では、なぜカミムラが少ないパワーで2日とも優勝出来たのか?

自分はいくつかの要因が浮かんだ

・下りが上手い

・巡航時の姿勢の低さ(空力)

・パワーセーブが上手い

・カミムラの身体に何か秘密がある(大真面目)

下りの技術があるのは紛れもない事実で練習の時からも感じていた。

レース中の数値をみてパワーセーブをしているのか本人に聞かないと分からないところではある。

ミムラの身体〜…はもう触れないでおく()

 

1番自分が大きいなと思ったのは2つ目に挙げた

空力の良いライディングフォームだと思う。

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この2枚の写真を見て欲しい。

明らかに集団内で1人だけ姿勢が低く、自分とは頭半分くらい低い。神村選手は170cm後半という長身にも関わらず、身長の低い選手よりも低いライディングフォームを取っている。

これは自転車競技をやっていない人でもわかる

「圧倒的空力の良さ」である。これがパワー削減に大きな貢献をしている。つまりこれは自分の仕掛けたい場面まで脚を温存できるということだ。

これが2日間の最終局面で単独逃げ・追走をしてからスプリントができる理由だと思う。

 

神村選手の低い姿勢が後ろの選手にどのくらい低く感じるかというと、全く後ろに付きたくはないが地足がありマークしなければならないので後ろに付くしか方法がない。この状況から多くの選手が脚を削られてしまった原因であり、それをレース中に対処出来なかった自分の敗因であると思う。

 

それにしてもあそこまで姿勢を落とせる身体はどうなっているんだろうか…。神村選手はなかなかの硬い身体の持ち主。ここに関しては今後も研究してみようと思う。